規則をどう変えるのか 会社は隠している!(デリカフーズ分会通信70号)

※自分の就業規則なのに知る権利ないの?
《掲示板》
過半数労働者候補者募集について
 当社は、このたび就業規則の改定をします。つきましては、これら一連の手続きに必要な過半数代表を選任したく、候補者を募集します。立候補する方は8/31までに総務課へ申出て下さい。   (8/24付け)

●たった半年で代表選挙。就業規則改悪を許すな!
■掲示には、何をどうするか書いてない。「就業規則改定のための代表選挙」なのに、改定の中身が不明なのだ。不自然で陰険である。そもそも改定だけ決めて後から中身を出す。そんな話はないやろ。「選挙」を言う前に、規則改定の中身を出せ。村上総務部長は「やらなくて良いが選挙する」と言った。クサすぎるわ。「選挙した」という形で労働者への不当な内容を押し付ける。そらあかんやろ。
■これは大げさではない。今までだって団交を2年半も拒否し、労組活動を妨害した。しかし、労組は粘り強い闘いで、大阪府労働委員会命令を勝ち取り、ついに団交を実現した。もはや会社の思い通りには行かなくなった。会社は労組の力を排除したいのではないか。さもなければ、こんな急な規則改定ー代表選挙は思いつかなかっただろう。
■会社のねらいは、労組の手を縛り、労働者を黙らせることにある。そんな選挙に応じる必要も義務もない。そもそも、この代表選挙は「公正中立」ではない。総務が仕切り、総務の目の前で投票させ、開票の立ち会いも認めず、総務課員が代表になる。こんなヤラセの選挙に説得力などない。
■コロナの影響で、労働者への不当な攻撃が相次いでいる。「9月に全員の契約更新は保証できない」と会社は脅迫している。大儲けしたら貯めこみ、赤字になったら「やめろ」。あまりにも身勝手すぎるぞ。
 ならばどうするか。今野となれ山となれ」である。こんな連中のために戦争や改憲などとんでもない。職場を回しているのは労働者だ。安倍や小池・吉村が行き詰まる中で、労働組合の団結で時代を切り開こう。

《職場の声》

★4月の「休業要請に関する対応」でも「解雇・雇止めはしない」と書いてあった。雇用調整助成金を利用して、会社はちゃんとやれよ。
★マスクはずっと「一日一枚」。
食の安全はどうなってんの?
★労働組合への圧力ばかり考えてないで、どうやれば職場を守れるかで会社は動くべきだ。
★「労使は未来建設的な関係をつくる」と言うならば、労組の要求に誠実に応えなあかんで。

コメント

非公開コメント